広島駅目次
みなさん、こんにちは。今回私が訪れているのは広島県の広島市です。
広島といえば、今のこの季節、第二次世界大戦中に日本でいちばん最初に原爆が落ちたことで多くのテレビなどで取り上げられていますよね。
今年は戦後77年目でした。戦争を経験した人・戦争のことを知っている人が減りゆく中ですが、このような悲しい過去・歴史は決して忘れてはなりません。
いつまでも風化することなく語り続けて行きたいものですよね。
悲しい過去もありますが、広島県には魅力がたくさんあります。
広島県は都市と自然が融合したとても美しい景観となっており、都心部はかなり発展していますしそんな中でも自然の豊かさを守り続けています。
県内はいくつかのエリアに別れていて建物や風景から風情や歴史を感じることができます。
有名な観光スポットとして「厳島神社」と「原爆ドーム」は2つとも世界遺産に登録されており、日本国内だけでなく海外からも多くの観光客の方が訪れています。
そしてグルメにも注目していただきたいです。
自然がたっぷりの中育てられている牡蠣は、身がプルプルでとても食べ応えがあります。
牡蠣だけでなく瀬戸内海で採れた業界類やお好み焼き、レモンなど広島グルメを堪能することができます。
そして今回は広島県の最も中心地である広島市に遊びに来ています。
広島市は県庁所在地であり都心部となっていますし、毎日多くの方でにぎわっております。
観光するのに困ることはなく1日思い切り遊まわることができます。
そして繁華街となっているのはどの地域でも駅周辺ではないでしょうか。
今回は広島市の中心地でもある「広島駅」の魅力や遊びどころ・グルメ街など詳しくご説明していきたいと思います。
広島市は中国・四国地方最大の都市となっておりその玄関口となっているのが「広島駅」です。
「広島駅」には東海道・山陽新幹線の全営業列車が停車し、在来線や数々の路線バスなどが集中しており広島シテイネットワークの中枢ともなっています。
周辺には広島市の繁華街や中心市街地である、紙屋町・八丁堀・基町・本通といったエリアがあり、また徒歩15分圏内には広島城・原爆ドーム・平和記念公園などが存在しています。
路面電車やバスに乗ればどのエリアにも行くことができるので大変便利な駅となっています。
この「広島駅」自体の建物は地上7階・地下1階となっていて駅ビル名は「ASSE」となっています。
この建物は現在は建て替え工事中となっており、今後は駅ビルの中に路面電車を乗り入れる形になるそうなんです。
他にも大型商業施設や映画館・ホテルなどがこの館内に完成するようになっており、完成時期は2025年だそうなんです。
大規模なリニューアルオープンのため私も今からとても楽しみになっています。
ではここで「広島駅」の歴史について学んで行きましょう。
この場所の歴史はとても古く江戸時代から栄えていたことになります。
江戸時代にはこの場所は宿場地として栄えており、多くの宿泊施設がありました。
ここから近くに存在している広島城の城下町に多くの宿泊施設があったのですが、当時は他の国の人は広島城下に宿泊することができなかったのです。
なのでこの場所が城下町からいちばん近くの宿場町として多くの方に利用されていたのです。
「広島駅」が駅としての役目を果たすようになったのは明治時代の中頃になります。
1894年の明治27年に山陽鉄道の終点となりそこからどんどん進化をしていくのです。
駅として開業された翌年には日清戦争が起き、多くの方がこちらを利用しました。
路線が増えたり、駅自体の建物が増築されたりと進化は止まることなく、1906年の明治39年には山陽鉄道は国有化されたのです。
1922年の大正11年には建物を改装し二代目の駅舎が完成しました。ここで少し当時の建物の様子をお話したいと思います。
開業当時の「広島駅」は木造でできたとても簡易的な作りの駅でした。
利用者がどんどん増えていく中で少しずつ増設をし、大きな本格的な木造の駅舎となったのです。
ですが、2代目の「広島駅」を作る際に多くの利用者のことやこれから発展していくことを想定して鉄筋コンクリートのとても立派な駅を作ることができたのです。
とても大きく立派な造りとなっていて、きっと当時の人はこの姿に驚いたことでしょう。
ネット検索をすれば、当時の駅の姿を写真で見ることができるのでお時間のある方は調べてみてくださいね。
「広島駅」の歴史に戻りますが、2代目の鉄筋コンクリートの「広島駅」は多くの方に利用され・愛されこの土地のシンボル的存在でした。
ですが、1945年に第二次世界大戦中の広島市への原爆投下によりこの駅のほとんどが大破してしまうのです。
当時の写真を見ることができますが、原爆の直接の爆風や、延焼による火災で駅のほとんどがなくなり骨組みだけ残っている状態になっています。
その年の12月ごろには雨風がしのげる態度の建物へとなりましたが、復興にはかなりの月日がかかりました。
本格的な復旧が行われたのは1949年からで、この年にほとんどの修復工事が完成しました。
原爆投下から4年という月日で「広島駅」は立派な駅へと戻ることができ当時の方々の努力が伝わってきます。
今の「広島駅」の姿は当時の苦労を伺えるものとなっていますので、散策しながら紹介していきますね。
ではこの「広島駅」は原爆投下で壊滅的な被害を受けましたが、ものすごいスピードで立て直しがされました。
その建物の生まれ変わりなどを紹介しながら見どころについてお伝えしていきます。
今現在のこの「広島駅」は3代目の造りとなっています。
2代目の駅舎は先ほどもお伝えしたように原爆投下の影響により大破してしまいました。
戦後間もない時から、何年かはこの駅前周辺は闇市として広がっていたそうなんです。
その後も復旧作業が行われすぐに新しい「広島駅」が建てられたのですが、今現在のこの建物は1965年12月に誕生したものなのです。総工費のほとんどを民間資本で賄っている「民衆駅」とされており、開業式はとても豪華に行われたそうなんです。
この今の建物はとても立派で総工費はかなりかかっているといった情報を耳にします。
1975年には新幹線の駅が開設され、1999年には駅ビルを全面改装しています。
今では駅の中には数多くの商業施設やレストラン・カフェなどができており、通勤や通学の方はもちろん、多くの観光客の方でにぎわっているのです。
今もこの「広島駅」の改装工事が行われていて、4代目の「広島駅」に早く出会いたいなと思っています。
では、「広島駅」での楽しみ方と言えばやはりショッピングでしょう。
数多くのショップが立ち並んでおり、かわいらしいお店・おしゃれなお店が多く若者を中心に多くの方であふれています。
駅とも直結している百貨店ですので、旅行途中に新幹線や電車の時間まで楽しむことができます。
屋内で雨に濡れずに過ごせることも魅力のひとつでしょう。
駅自体はとても綺麗でさすがは大都市といった感想です。
広島県限定のお土産を購入することもでき、お買い物が大好きな方にはたまらない場所となっています。
「広島駅」の中にはそのままホテルも直結しており高い建物となっているので、広島市街を見渡せることができます。
「広島駅」にいる最中に、お腹がすいてしまった是非とも広島焼きをご堪能ください。
では近代的な建物が多く並ぶ「広島駅」ですが、周辺ではどのような観光スポットがあるのか散策してみましょう。
広島駅から徒歩15分ほどのところにこの「広島城」があります。
広島駅から西に位置しており5重5階のとても立派な建物となっておりとても勇ましくかっこいいです。
広島城は安土桃山時代から江戸時代にかけて造られた城となっており、毛利輝元が築城主となっていました。
当時から大きな立派な城だったのですが、1945年のアメリカ軍の原子爆弾の投下により全て倒壊してしまい、今のこの城内の天守以下城郭建築はすべて1958年以降に再建されてものとなっているのです。
とても綺麗に再建されており、この広島城はとても見ごたえがあります。
城内には倒壊される前の天守の写真が飾られているのでそちらも見ものとなっています。
また広島城のすぐ近くには「原爆ドーム」があります。
広島と言えばこの原爆ドームを思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか。
この建物からは原子爆弾の怖さ・恐ろしさを学ぶことができます。
すぐ隣には平和記念公園といって原爆について写真や資料・展示物から学ぶことができる史料館もありますので、お時間のある方は是非お越しください。
では広島県の玄関口でもある「広島駅」へのアクセス方法についてご説明いたします。
広島駅はとても大きく公共機関も数多く通っています。
JR・市電・路線バス・シャトルバス・など多くの乗り口が集結しておりここから各地方へのアクセスが広がっています。
公共機関を利用すれば、広島駅で降りるだけで簡単に到着することができます。
車でのアクセス方法は、私が住む名古屋市からでも高速道路を利用して8時間ほどかかります。
広島駅には屋上や直結の駐車場が完備されており、周辺にもいくつかのパーキングがありますが、車での長距離運転よりも新幹線や飛行機を利用する方がいいかと思われます。
駅周辺ですので駐車場の料金も割高となっています。
広島空港から広島駅までは距離でいうと50キロほど離れており、バスで50分ほどで到着します。
リムジンバスやシャトルバスが運行されているので、こちらに乗れば簡単に到着できます。
空港でレンタカーを借りた場合は、吹田山田線・山陽自動車道を経由すれば比較的分かりやすくたどりつくことができます。
広島駅からは路線バスと電車を併用しても行くことができるので、ご自身に合ったアクセス方法で行かれることをおすすめ致します。